2017/11/26 12:23

新潟市内も初雪が降って、厚手のコートの出番がやってきましたね。

寒いのは苦手だけど、重ね着ができる冬のファッションは楽しいです。
ウールのニットなど季節感ある素材がお店に並ぶのを見るとうきうきします。

そんな冬のファッションにぴったりの素敵なアクセサリーフェアをルルルで開催しています。(こちらのフェアは2017年12月24日に終了しました)


【HARIO Lampwork Factory ガラスのアクセサリーフェア】
ミュージアムショップルルルでは老舗耐熱ガラスメーカーのHARIOが立ち上げた
HARIO Lampwork Factory(ハリオ ランプワーク ファクトリー)のガラスアクセサリーを扱うフェアを開催中。
バーナーを使い一点一点職人の手仕事によって作り出されるガラスアイテムは、
繊細でいてどこかあたたかみがあります。
冬の季節はニットとの相性も良く、ギフトにもにおすすめ。
ピアス、イヤリング、ネックレスなどが期間限定で並びます。
その美しい手仕事をどうぞご覧下さい。

◆HARIO Lampwork Factory 


〈コンセプト〉
私達は1921 年より90 年の間、ガラスを作ってきました。
創業当時は職人がひとつひとつ 手作業により、理化学器具や食器を作っていました。
のちに機械による製造を進化させ、今では工場の中に人の姿も少なくなりました。
私達は今、再び原点に立ち返り、ガラス職人が丹念に作った作品をお届けしたい、
また手加工の技術を次の世代に残したい、そんな思いでこのブランドをたちあげました。
限りなくピュアな素材「耐熱ガラス」にこれからも新たな命を吹き込んでまいります。


HARIO Lampwork Factory のフェアは新潟での開催は今回が初!12月24日までの開催です。
開催を前にルルルスタッフで東京・日本橋にある工房に打ち合わせと見学に行ってきました!
その時の様子をご紹介します。


まず最初にお邪魔したのは、東京・日本橋にあるハリオ本社。HARIO Lampwork Factory所長の根本さんにご案内いただきました。

本社に入るとハリオの歴代ガラス製品がずらりと並んでます。
ハリオは1921年創業。日本で唯一工場を持つ耐熱ガラスメーカーです。
創業当初はビーカーやフラスコなどの実験用器具を主に製造していました。
それから生活スタイルに合った様々な製品を開発していきます。
一般家庭でも馴染みがあるのは耐熱のポットやコーヒー器具でしょうか。


老舗喫茶店にあるような、サイフォン器具も沢山展示されています。
雑貨屋さんでよく見かけるネルドリップのコーヒー器具も。
この辺りは大分馴染みのある製品ですね!私もハリオのドリッパーを愛用しています。
近年では海外のカフェで使われる事も多いそうです。


レトロなお茶ポット。可愛い!
小さい頃に実家の冷蔵庫で見たような気が...


ハリオ本社の建物は以前銀行として使われていたもの。高い天井に白い壁。
歴史を感じる独特な雰囲気に終始わくわくしっぱなしでした。

ハリオの名前はガラスの別名「玻璃(はり)」の王、「玻璃王(はりおう)」という所から付けられています。
歴史ある耐熱ガラスメーカーのハリオ。昔は多くの職人さんの手加工によってガラス製品を作っていましたが、生産効率向上の為に機械による自動化が進んで手加工による製品は徐々に減っていきました。
このままではガラス職人の仕事が無くなり、手加工技術も途絶えてしまう...
そんな中で立ち上げられたのが【HARIO Lampwork Factory ハリオ ランプワークファクトリー】。
ガラスの手加工技術の継承と職人の育成を目的に生れたブランドです。

このような歴史を伺いながら、いよいよ工房にお邪魔します!


本社からは歩いてすぐの本馬込町にあるHARIO Lampwork Factoryの工房&ショップです。
レンガ造りの外観でとってもおしゃれ!オフィス街の中でもかなり目立ちます。
毎年10月にに開催されるお祭り「べったら市」の準備の為に足場が組まれていました。
(なんと江戸中期から続く歴史あるお祭りだとか…!)


大きな窓から光が降り注いでアクセサリーが輝いてます!おしゃれでとっても素敵な空間!
2014年にオープンしたこちらは1階にショップスペースとガラス張りの工房。2階は全て工房の作業スペースになっています。


1階は店の外からも職人さんによる手加工の様子を見ることが出来ます。足を止めてその様子を見ていく方もちらほらと。
アクセサリーというちょっと独特なアイテムだからこそ、作る過程が見れるのが嬉しく、身につける時の安心感も生まれます。

様々なデザインのアクセサリーは見ているだけでもキュンキュンです。
さりげない輝きがとっても綺麗。可愛い〜!と大盛り上がりでした。

ディスプレイもおしゃれで勉強になる〜。
ガラスという素材でこんなにも色々な表現ができるんだ!と驚きです。

え!これ、どうやって作ってるの⁈というものもありました。すごい技術です…

窓際のディスプレイも素敵。
オフィス街にあるので、スーツ姿でプレゼントを買いに来られる男性の姿も見られました。
ガラスという身近な素材だからこそ身に付けやすく、贈り物にも喜ばれそう!

2階の工房にもお邪魔しました!女性の職人さん達の作業を見学。
ランプワークと呼ばれる、バーナーで温めたガラスを手作業で加工するとっても繊細な技術でアクセサリーは作られています。
バーナーの炎が燃えるゴォーーと言う独特な音が響く工房内。皆さん手際よく素材となるガラス棒を溶かして形にしていきます。
伸ばしたり、ひねったり。普通のガラスよりも粘度がある耐熱ガラスだからこそ、細かなデザインを生み出す事ができるのです。

とっても細かな作業です。もちろんガラスは冷めてしまえば固まるので、時間との戦い。簡単そうで、難しい加工方法です。
デザインによってはかなり高度な技術を必要とします。時々熟練の職人さんがやってきて、技術指導をしてくれるそう。
こうやって創業当時から培った手加工の技術は、形を変えながらも今に伝わっています。

“想い”のつまったHARIO Lampwork Factoryのアクセサリー。
貴重なお話も沢山聞けて、ルルルでこんなに素敵なアイテムを扱えることがとっても嬉しく、早く新潟のお客様に見てもらいたい!という気持ちが強まりました。
根本さんはじめ工房スタッフの皆さん、ありがとうございました〜!


さてさて、気になるルルルの店内の様子はこんな感じです。
ピアス、イヤリング、ネックレスなど50種類以上のアクセサリーが並びました。
どれも本当に可愛くって、目移りしちゃいます!そんな時間も楽しいですよね。


沢山並ぶアイテム達を少しだけご紹介^^
冬らしく、雪の結晶をモチーフにしたデザイン。
ガラスというと、透明で涼しげで…と夏のイメージもありますがHARIO Lampwork Factoryのアイテムは可愛らしいデザインと手加工によるあたたかみもあって、冬にもぴったり。
あったかいニットのお洋服との相性バツグンですよ!暗くなりがちな冬の着こなしのワンポイントに。

〈Water drops〉
水滴をモチーフにしたシリーズ。
小さな水滴を集めたようなデザインで、光を浴びるときらっと輝きます。人気の定番シリーズです。

なんだか美味しそう…⁈
お菓子のような可愛らしいデザインも。砂糖をまぶした飴みたい!主張しすぎないけど、ひねりのあるデザイン。こんな雰囲気のアクセサリーも一つは欲しい...

〈Abstract〉
ガラスのアート作品のようなシリーズ。
ぐっと大人のムードが漂います。大ぶりなものでも軽く、着け心地◎
HARIO Lampwork Factoryのガラスアクセサリーは、嬉しい事に万が一壊れた際は修理も可能!アフターケアが充実しているので安心して長く使っていただけますよ。
しっかりとしたつくりの専用ボックスに入れてお渡ししています。贈り物にぴったりです。(男性の皆さん、要チェック!クリスマスプレゼントでお悩みの方、ルルルへどうぞ!)無料でラッピングも行なっていますよ。

11月3日から始まったアクセサリーフェア。できるだけ多くの方に見てもらいたくて、クリスマスまで開催のロングラン企画です。
ぜひこの機会に足をお運びくださいね。

この他にもルルルの店内は冬らしい商品がたくさん入荷していますよ〜!
皆さんのお越しをお待ちしています。

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【HARIO Lampwork Factory ガラスのアクセサリーフェア】
会期:2017年11月3日(金)~12月24日(日) 月曜日休み
場所:新潟市美術館ミュージアムショップ ルルル
時間:9:30~18:00
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◆詳しい商品情報はルルルSNSをチェック!